卵巣腫瘍
ovarian tumor症状
卵巣は子宮の左右に一つずつあり、通常では2~3cmぐらいの大きさです。卵巣腫瘍は様々な種類がありますが、小さい場合は無症状のことが多く、日常生活に支障をきたすことは稀です。
卵巣が腫れてくるとお腹の張りや下腹部痛、頻尿などの症状が起こる場合があります。卵巣が腫大すると時に破裂したり、茎捻転といって腫瘍がねじれ、突然の強い下腹部痛が出現することがあります。
原因
様々な要因で起こりますが妊娠や出産の経験がない方、初経が早い方や閉経が遅いなどで排卵回数が多い方、子宮内膜症の方は卵巣がんを発症しやすいと考えられています。
また、身内で乳がんや卵巣がんの罹患者がいる場合、遺伝的な要因で卵巣がんになりやすいことがあります。
治療法
診断は内診、超音波、骨盤MRI、CT、腫瘍マーカーなどで行うのが一般的です。
卵巣腫瘍が確認された場合、画像検査で良性悪性の判別予測はある程度可能ですが、確定診断は手術を行って摘出した腫瘍を病理診断で判定することになります。手術の方法は、卵巣と卵管ごと摘出する方法や腫瘍だけを摘出し卵巣実質を温存する方法があります。
Q&A
-
-
女性の卵巣は月経の周期によって大きさが異なります。正常の卵巣でもたまたま大きくなっている際に検診を受け「卵巣が腫れている」という診断を受ける場合があります。日を改めてしっかり精密検査をし、異常所見があれば総合的に判断して手術が必要かどうかを決めます。
-
一般に卵巣がんは悪性の腫瘍を指します。卵巣腫瘍は生命にかかわらない良性の腫瘍と、卵巣がんを含む悪性の腫瘍があり、血液検査や画像診断のみでは良性か悪性かの区別が難しいこともあり、その場合は手術を行って摘出した腫瘍を病理診断で判定することになります。
-
halo clinic とは
多様化した働く世代を取り巻く健康課題。
当院は総合内科医の院長と婦人科・心療内科の各専門分野の女性医師が院内で連携し、
身体とココロ、美容の相談ができるクリニックです。
多忙な日々の合間でもご自身の健康と向き合っていただけるよう、
時短をキーワードに、オンラインを積極的に活用した検査体制を整え、待ち時間を最小限にできるよう努めています。
院内はあえて病院らしさを取り除いたデザイン。
アロマの香りでリラックスいただける心地よい空間で、皆様をお迎えいたします。
診療科目 | 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
内科 | 8:30 – 13:00 | ||||||
15:30 – 19:00 |
第4,5のみ |
※1 |
|||||
女性内科 | 8:30 – 13:00 | ||||||
15:30 – 19:00 |
第4,5のみ |
※2 |
ー一般外来は診療時間の30分前に受付を終了します。
ー発熱外来は内料診療時間に実施しております。診療時間の1時間前に受付を終了します。
必ず事前にお電話でこ予約をお願いします。
ーキャンセルの際は必ずご連絡ください。ご連絡なしで来院されなかった方は、以降ご予約頂けない場合があります。
※1第4・第5木曜日午後の内科は非常勤の女性医師です。
※2木曜日午後の女性内科は第1〜3木曜日のみ診療しております。
アクセス
電車・モノレールでお越しの方
- JR小倉駅南口から徒歩5分
南口からモノレール沿いにまっすぐ直進し、小倉駅前交差点を渡った正面のビル - モノレール平和通駅北口正面
北口改札を出て右側の下り階段を降りた正面のビル
バスでお越しの方
- 西鉄バス「小倉駅入口」バス停から徒歩10秒
- 西鉄バス「魚町」バス停から徒歩2分
婦人科疾患について
※当院で掲載している疾患に関する説明は患者さん並びにご家族の皆様に参考となる情報提供であり、全ての疾患の検査や治療を行えるわけではありません。