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乳がんを早期発見するためのセルフチェック「ブレスト・アウェアネス」とは?

ブレスト・アウェアネスという言葉をご存じですか?ブレスト(breast)は「乳房」、アウェアネス(awareness)は「意識」で、「乳房を意識した生活習慣」を意味します。
自己触診という言葉は、異常を探すことや腫瘤(しこり)を見つけることに主眼が置かれます。これに対してブレスト・アウェアネスはあくまで「生活習慣」と位置づけられ、女性がご自身の乳房の状態に日頃から関心を持ち、普段の乳房と変化はないか、見て、触って、感じて気軽に「乳房チェック」をすることで、ご自身の乳房をよく知る生活習慣を身に着けていただくことを目的としています。

女性が罹患するがんの中で最も多いのが乳がんですが、がんが広がる前の早期の段階で発見できれば、完治する可能性が高いがんです。ご自身の乳房をよく知る生活習慣を身に着けていただくことは、何らかの乳房の変化を感じやすくもなり、速やかに医師に相談するという正しい受診行動にもつながります。

 

ブレスト・アウェアネスの4つのポイント

実際に乳房を意識した生活習慣というのはどのような事をしたら良いのでしょうか?
具体的には日頃の生活の中で下記の4つを行いましょう。

 

1 .ご自分の乳房の状態を知る

着替えや入浴、シャワーなどの際に乳房を見て、触って、感じてみましょう。
気軽に生活の習慣に乳房を意識することを取り入れるだけです。
入浴の際に石鹸でご自身の乳房の表面をスルンと滑るような感じで、左右均等に触るのもお勧めです。

指で触れてチェック
お風呂やシャワーの時に、石鹸がついた手を4本の指で揃えて乳房に触れると、凸凹がよくわかります。脇の下から乳首まで触れてみましょう。また、乳首をしぼり分泌物がでないかを調べましょう。

鏡の前でチェック
両腕を頭の後ろに添えるなど高く上げてみましょう。くぼみや引きつれ、乳首や乳輪のびらん(ただれ)が無いか見てみましょう。

 

2 .乳房の変化に気をつける

ご自身の乳房の状態を知る習慣ができると、変化に気づきやすくなります。
乳房の変化として注目して欲しいポイントとして下記があります。

□ 乳房のしこり(特に乳房の外側上部に注意)
□ 乳房の皮膚のくぼみや引きつれ
□ 乳首や乳輪のびらん(ただれ) など
□ 乳首からの分泌物
□ 脇の下のしこり

3 .変化に気づいたらすぐ医師へ相談する

変化に気づいたら、次の検診を待ったり、自己判断で先延ばしにしたりせず、医療機関へ受診することが重要です。
乳がんは早期の段階で発見できれば、完治する可能性が高いがんです。
早期の段階で乳がんを発見できれば、乳房を温存する治療法など、ご自身が希望する治療法を選択できる可能性も高まり、体と費用の負担が少なくなります。

 

4 .40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける

乳がん検診の目的は、乳がんで亡くなる女性を減らすことです。現在,厚生労働省が推奨している乳がん検診(マンモグラフィ)は、「死亡率を減少させることが科学的に証明された」有効な検診です。日本人女性の乳がんの好発年齢が45~49 歳と60~64歳ですので,日本では40歳以上の女性に対してマンモグラフィを使用した乳がん検診が推奨されています。

 

 

北九州市小倉で乳がん検診するならオススメ!haloクリニック小倉の特徴

特徴1. 医師が全員女性、婦人科検査は女性技師が担当

穏やかな気持ちで検査いただけるよう、総合内科医で女性外来や漢方医療など幅広く経験豊富な大渕院長をはじめ、婦人科・心療内科の各専門分野の医師や検査技師は全員女性です。
また、女性のみの受診日を月曜と木曜に設けています。

 

特徴2. 精度の高い乳がん検診を提供

マンモグラフィは、フィルムではなくデジタルで撮影。診察室のデスクトップ画面でしっかり拡大しながら判定しています。二重読影といい、二名の医師で判定し精度管理をしています。
乳腺エコーは、乳腺エコーの資格を持った女性技師が担当します。更に、マンモグラフィは日本乳がん検診精度管理中央機構認定の女性技師が実施しております。

 

特徴3. 検査時の羞恥心や抵抗感を軽減するため検査専用ポンチョを用意

羞恥心を軽減し、穏やかな気持ちで検査いただけるよう、ポンチョを着用いただき、マンモグラフィは女性技師が実施いたします。また、検査技師は全員女性です。

 

特徴4. スムーズな検査体制とスピーディな検査結果

当院の健康診断と人間ドックは、多忙な日々の合間でもご自身の健康と向き合っていただけるよう、時短をキーワードに、オンラインを積極的に活用し時間帯ごとにご予約の上限を設け、待ち時間を最小限にご案内できるよう努めています。

各種健診・人間ドックの結果は2〜4営業日中※にオンラインでお知らせします。
※特殊な検査はご案内よりお時間をいただく場合もあります。

 

特徴5. リラックスしていただける心地よい空間づくり

検査室へ続く廊下は直線でなく、湾曲を描いています。これは、お待ちいただく方同士の視線を感じることなくパーソナルスペースを保ち、リラックスいただけるように工夫しました。
あえて病院らしさを取り除いた空間デザインとアロマの香りで安らぎと落ち着きを感じることがでるよう努めています。

 

まとめ

乳がんは日本人女性の約9人に1人が発症する病気ですが、早期に発見し治療することで治るがんでもあります。そのためにも、ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)を身に着けて、ご自身の乳房を知ることから始めましょう。

また、定期的な乳がん検診も受けましょう。